読書会の参加者100名に聞いた!おすすめ本-資本主義社会編-|読書しない読書会@大阪

良書を読むための条件は、悪書を読まぬことである。人生は短く、時間と力には限りがあるからである。

(引用:ショウペンハウエル 読書について

読書に興味があるぞ!でもどんな本を読んだらいいの?

普段読まないジャンルの本について知りたいな。

読書はとても楽しいものですが、年間7万冊以上出版される本の中から良書を見つけることは至難の業ですよね。

ここでは、あなたに合った良書を見つけるきっかけになればと思い、読書会の参加者100名に聞いた、おすすめ本を100冊紹介いたします。

あなたの読書体験のお役に立てれば幸いです。

読書会で紹介されたおすすめ本 -資本主義社会編-

2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望

落合陽一がはじめて世界と未来について語る

2030年の世界を見通すSDGs。これから2030年までに何が起こるのだろう。
未来を予測するためのデータには、様々なものがありますが、ひとついえるのは、これからの社会は今までとは全く違ったルールによって営まれるということ。
現在の世界はどうなっているのか、これから世界はどこに向かっていくのか。
SDGsの枠組みを借りながら、世界の問題点を掘り下げると同時に、今起こりつつある変化について語ります。

●テクノロジー×地政学でみる世界の勢力図
GAFAMによる世界支配を推進するアメリカ、一帯一路で経済圏を拡大しようとする中国、SDGsやパリ協定を通じてイニシアチブを発揮しようとするヨーロッパ、未開拓の市場で独自のイノベーションを生み出すサードウェーブ(インド・アフリカ)。多様化する世界を紐解けば、それぞれの地域に独自の戦略が根づいていることが見えてきます。ニュースをひとつとってみても、まったく違う視点で世界をとらえられるようになるはずです。

●一目で状況がわかる「地図」
全編を通じて「地図」を多用し、世界の状況が一目でわかるようにしています。
また、池上彰先生、大阪大学の安田洋祐先生の対談を交え、最先端の世界の真相に迫ります。

(引用:Amazon)

”貧困”と聞くと、あなたはどのような国を想像しますか?

恐らく、アフリカやアジアの発展途上国を想像するのではないでしょうか?これらの国は”絶対的貧困”と呼ばれる問題に直面しています。

しかし実は、私たちが住む日本では”相対的貧困”と呼ばれる問題に直面をしています。

相対的貧困は、絶対的貧困の様に、明日の食事に困る。餓死と疫病の危険と隣り合わせ。というわけではありません。

しかし私たちは、みんなスマホを持ち、ユニクロを着て、物質的な豊かさを享受しているように見える反面、それ以外の選択肢を持てずにいます。

先進諸国の富の格差がもたらす相対的貧困は、実は我々に差し迫ったもう一つの貧困として、顕在化しているのです。

大不平等 エレファントカーブが予測する未来

BREXIT、トランプ現象などの原因を、如実に示した一枚の図がある。

『ワシントンポスト』紙が「現代政治のロゼッタ・ストーン」と評したエレファントカーブだ。

横軸の100に位置するのがグローバルに見た超富裕層、0に位置するのが最貧困層。縦軸はベルリンの壁崩壊からリーマンショックの間に各層がどのくらい所得を増やしたかを示している。

50-60番目の人たち(中国などのグローバル中間層=A)は所得を大きく伸ばし、80-90番目の人たち(先進国の中間層=B)の所得は停滞し、90番目以上の超リッチ(グローバル超富裕層=C)の所得はこれまた大きく伸びていることがわかる。

本書は、このグラフの発表者が、新たな理論「クズネッツ波形」で、今世紀の世界的不平等の行方と経済情勢を予測した基本書だ。

「各国間と各国内の不平等をこれ以上ないほど明確に語ってくれる。必読書だ」トマ・ピケティ。

「これからの世界は、グローバルなトップ1%層に支配されるのだろうか、それとも支配するのは巨大なグローバル中間層だろうか」ジョセフ・スティグリッツ。「斬新かつ挑発的な発想の宝庫だ」アンガス・ディートン。

(引用:Amazon)

エレファントカーブは、私たち日本の中間層が実は最も困窮に陥っていることを如実に表している。

途上国は確かに貧しいかもしれないが、そこには”将来は今より良くなっている”という希望がある。戦後の日本の様に。

なぜなら、これから経済発展をし物質的に豊かになっていく実感をリアルタイムで得ているからである。

一方で私たちはどうか。失われた30年などと言われ経済成長が停滞したと言われて久しい。

しかし、エレファントカーブが示すのは、先進国の経済発展が停止し富の拡大が停止したわけではなく、先進国の超富裕層が圧倒的な成長をし、先進国の中間層のみが世界て唯一停滞していることを示している。

私たちは世界に取り残されていると知らしめてくれる衝撃の1冊。

21世紀の資本

資本収益率が産出と所得の成長率を上回るとき、資本主義は自動的に、恣意的で持続不可能な格差を生み出す

経済的格差は長期的にどのように変化してきたのか? 資本の蓄積と分配は何によって決定づけられているのか? 所得の分配と経済成長は、今後どうなるのか?

決定的に重要なこれらの諸問題を、18世紀にまでさかのぼる詳細なデータと、明晰な理論によって解き明かす。格差についての議論に大変革をもたらしつつある、世界的ベストセラー。

  • 「本年で、いや、この10年で、最も重要な経済学書になると言っても過言ではない」ポール・クルーグマン(プリンストン大学教授)
  • 「地球規模の経済的、社会的変化を扱った画期的著作だ」エマニュエル・トッド(フランス国立人口統計学研究所)
  • 「時宜にかなった重要書だ」ジョセフ・スティグリッツ(コロンビア大学教授)
  • 「かれの解決策に賛成するにせよ、しないにせよ、資本主義を資本主義から救おうとする人たちにとって正真正銘の課題だ」ダニ・ロドリック(プリンストン高等研究所教授)
  • 「この事実の確立は、政治的議論を変化させる、ノーベル賞級の貢献だ」ローレンス・サマーズ(ハーヴァード大学教授)
  • 「かれの研究が、スマートな人たちを富と所得格差の研究に惹きつけることを望む」ビル・ゲイツ
  • 「情報の豊かさがすばらしい」ロバート・シラー(イェール大学教授)

(引用:Amazon)

富の格差、タックス・ヘイヴンなど世界の富の不均衡について問題提起が行われるきっかけとなった1冊。

もともと経済学者の中では、資本主義社会は経済格差をなくし、富の均衡をもたらす手段だと考えられてきた。

しかしながら本書が示すものは、資本主義社会こそ、富の格差を生み出す原動力になっているということである。

本書の結論を一言で言うと、「R>G」である。

これは、資本収益率(R)が、経済成長率(G)を常に上回っているということである。

つまり、資本を持っている資本家がますます富、資本家と労働者の格差は広がる一方である。

この事実を聞いて多くの日本人はピンと来ないかもしれない。なぜなら、昭和の日本は世界で唯一「R=G」の国だったからである。

政府と銀行と大企業が一体となって護送船団方式で経済発展を遂げた昭和日本はサラリーマンの給与が10倍に膨れ上がり、会社で勤め上げれば給与が上がるという神話を作ってきた。

しかし今の20代は会社で一生懸命働いても給与が伸びないと感じているのではないだろうか。それは、すでに日本は「R>G」に移行しているからである。

サラリーマン神話を脱却し、自分の経済を自分で築き上げる必要性がある事実を提示する世界的名著。

超入門 資本論

お金と働き方の絶対ルールを知る者だけが勝つ!
この世を牛耳る資本主義のルールを解き明かした
マルクスの名著に学ぶ、それでも勝ち残りたい人のための戦い方。
教養として知っておきたい最重要経済書を2時間で読む超入門書。

なぜ、年収1千万円稼いでも「しんどい」のか?

実際に1千万円稼いでも、「しんどさ」は変わりません。
それは社会のルールを知らないからです。

スポーツやゲームを始めるのに、
ルールを知らずにプレーをする人はいません。
しかし、労働や給料のルールを知って働く人はごくわずかです。
それでは、スキルをどれだけ磨いても「負け」ているのです。

『資本論』には、この世の絶対ルールが書かれている

『資本論』には、僕らが今生きている資本主義が、
どんなルールで成り立っているかが書かれているのです。

難解な『資本論』を3つのポイントから読む

  1. 「価値」と「使用価値」の違いを知る
  2. 「剰余価値」が生まれるプロセスを知る
  3. 「剰余価値」がやがて減っていくことを理解する

残酷な世界を生き抜く方法

残酷なこの世界で、それでも勝ち残りたい人はどうすればいいのか?
今後は、どのような働き方やお金の知識を持てばいいのか?

(引用:Amazon)

21世紀の資本では、資本主義社会が経済格差を生む原動力になっていると述べました。

じつは、この事実は既にマルクスが資本論で述べていたことが実現化したに過ぎないのです。

資本主義社会とは、資本家のために作られた社会のルールです。資本家の独り勝ちが続いているのは、資本家にとって都合の良いルールに基づいてゲームをプレイしているからです。

資本主義社会に問題定義をしたマルクスの主張を現代にアレンジして分かりやすく解説をしてくれる1冊。

資本主義社会の構造を知りたい方にお勧めです。

金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント

オリエンタルラジオ 中田敦彦さん「YouTube大学」で紹介、大絶賛!
「正直むちゃくちゃ面白かった。するする読めるし分かりやすい。
お金に関してちゃんと勉強しないってことがいかに辛く惨めな人生の始まりかということを叩きつけてくれる。」

激動の時代を乗り切る手段として
一流大学を卒業すれば一流企業に就職できて、一生安泰の良い人生。
そんな時代はもう終わりました。
「年功序列」「終身雇用」の神話が崩れ去っただけでなく、正社員として一生懸命働いても、生活に困る暮らしを強いられる人が現在急増しています。
つまり、会社に属してただ働くだけでは生きていけない、そんな時代に突入しているのです。

若い人がより希望を持って生きていくために
20代の若い人たちは、バブル崩壊とともに誕生し、もはや経済成長を期待できないなかで大人になった世代です。
そして現在、過去に類を見ない就職難に苦しんでいます。
就職できたとしてもブラック企業での就労で疲弊し、心身に不調をきたす…など、未来に「希望」を持てない状況が続いています。
そんな状況から脱し、厳しさを増した時代においてもよりよい人生を生きていくためには、金持ち父さんのような会社でお金のために働く「以外」の考え方が必要です。

(引用:Amazon)

資本主義社会の構造について、先ほどは述べました。

その構造を社会的に変えることは難しくても、その構造を理解して自分の人生をより良い方向に導くことは誰にでも可能です。

ゲームのルールを知らずにサッカーをプレイする人はいないのに、資本主義社会のゲームのルールを知らずに人生というゲームをプレイしている人はたくさんいます。

資本主義社会のルールを正しく理解し、人生の攻略方法を知りたい人におすすめの1冊。

本書ではESBIというクワドラントを説明しています。世の中には、お金を得る手段はESBIの4つしかありません。

どのクワドラントに所属するかによって、人生のいろいろな局面で選べる選択肢が変わります。

アメリカやベトナムでは、学校の授業でこのクワドラントを学ぶくらいグローバルでは一般的な考え方です。

知っているか知らないかで人生が大きく変わるすべての社会人の必読書です。

ミリオネア・マインド 大金持ちになれる人

本書は、「ロバート・キヨサキの『金持ち父さん 貧乏父さん』を超える本」として、アメリカの出版界でも発売前から大きな話題になっていました。そして前評判どおり、発売後、たちまちニューヨーク・タイムズやウォール・ストリート・ジャーナル等のベストセラー1位に登場しました。

全米一のマネー・コーチ、お金のカリスマとして高く評価されているハーブ・エッカーのニューヨーク・タイムズ第一位のベストセラー。本書は資産ゼロから、たった二年半で億万長者に変身した経験をもとに構築された、“お金持ちになるエッセンス”が余すことなくつまっている。「お金の専門家」である本田健がカナダの友人からも勧められて読み、最も刺激を受け興奮したという一冊である。

著者のハーブ・エッカーはビジネスで成功しては失敗して一文無しになるという、浮き沈みの多い人生を繰り返す過程で「金持ち特有の思考法」、つまり、「ミリオネア・マインド」の秘密に気づく。

なぜ、大金持ちになる人がいる一方、お金に縁のない人生から抜け出せない人がいるのか……その「鍵」を本書は明らかにし、あなたに“幸せで豊かな未来”への道筋を示す。あなたの収入、資産状況、そして人生を劇的に変える本。

(引用:Amazon)

アメリカでは、金持ち父さん以上に評価をされている1冊。

本書で最も印象的だったのは、奥さんとのお金の価値観の違いによる苦悩です。

著者は資本主義社会のルールをよく理解し、それを活用するために余剰資金をすべて投資に回そうとしていました。しかし、奥さんは資本家のマインドを持っていなかったので、余剰資金を負債に回そうとするシーンが幾度もうかがえます。

実際に現実で資本家を目指そうと考えた時、周りの理解や協力は不可欠です。しかし、恐らく自分の周りにはミリオネアマインドを持った人はすくなく、あなたが行っている行動を理解することができません。

逆に言えば、だからこそ多くの人が資本家になることができず、労働者側で人生を終えてしまうのだと気づかせてくれる1冊。